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■本山鉱山	>>インデックスへ戻る
1751年に6代目西江兵右衛門が本山鉱山を開坑し、ベンガラの生産に成功します。その後、13代西江源一(1832-1910)氏がベンガラ商売を大きく発展･成功させ、国内はもとより海外へも出荷を始めます。西江邸には当時の商品見本が残っていますが、パッケージのデザインは源一氏によるものと言われています。商標のデザインは素晴らしく「MOTO」とも「本山」とも読め、その才能の高さを伺わせます。また、私財を築くだけでなく、源一は郷校を建設し、道路の改修や吉岡銅山の鉱毒防止にも尽力しました。山陽銀行(現中国銀行)の大株主も務め経営手腕をふるう傍ら、俳人としても活躍し、倉敷の林源十郎や荻野休次郎と深く交友関係にありました。倉敷の大橋家とは親戚になります。写真はその頃、明治期の本山鉱山の様子です。
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